私は初め、ジョニー氏から送られてきた画像を見てこう聞きました。
「Is this fish sick?」
ジョニー氏は返答しました。
「NO. it’s healthy! it’s crown tail」
その画像の金魚は、「ハームフーンオランダ•クラウンテール」
鑑賞魚の飼育経験者が見れば、オグサレ?とも思えなくはない独特のヒレ付きでしたが、これは突然変異的に現れた新たなパターンのハームフーンオランダでした。
貴重でなおかつ高価な個体であったため私はジョニー氏に、
次回のタイ渡航時に現物を見てから購入を決めたいと相談していました。
しかしながら、昨今の新型コロナウイルスの騒ぎにより、
タイへの渡航は状況が改善されるまで見送ることになり、
思い切って今回のタイ便金魚と共に、
このハーフムーンオランダ・クラウンテールを輸入しました。
輸入前に個体の姿はジョニー氏から画像で確認していましたが、
現物はやはりインパクトのある個体でした。
全てのヒレ先が王冠のように刺々しく、魚に荒々しさを感じます。
私は以前、ヒレの極一部がこのように変化した個体を見たことはありましたが、
これほどはっきりと各ヒレ全体にこの表現が表れている個体は初めて見ました。
ハーフムーンオランダ・クラウンテール 約17cm ASK