兼ねてからシッパー側と話を進めていた事なのですが、
今回初めてハーフムーンオランダCertificate、いわゆる「証明書」を作る至りになりました。
今回のタイ訪問でかなりの数のファームを回りわかりましたが、タイの多くの金魚ファームがハーフムーンオランダの生産に乗り出し、様々なタイプで生産されだしていることを知りました。
しかし、当社がハーフムーンオランダとしてセレクトできる個体は少数です。
セレクトできない個体は、ハーフムーンオランダではないかというと決してそういうわけではありません。
ただ、当社で自身を持って販売できるハーフムーンオランダのレベルには至っていないということです。
これまでの輸入で、ハーフムーンオランダに関してはシッパーのジョニー氏に無茶を言い、多くの良い個体を日本に輸出してもらいました。
当社への輸出の際、ジョニー氏が今回と同じように細かい注文通りのハーフムーンオランダを探し回ってくれていたということです。
その品質を維持するためにも当社で販売しているハーフムーンオランダは、当社とジョニー氏の双方の承認のもと世に送りださなければならない。
大量生産されるこの時代だからこそ、このハーフムーンオランダの証明書が必要なのです。
これが、ジョニー氏と証明書を作った理由です。
この証明書には、ジョニー氏の調印がされています。
これはハーフムーンオランダの品質を守るという当社とジョニー氏のハーフムーンオランダの誓いでもあります。
ジョニー氏は今後、新しいタイプのハーフムーンオランダを見つけたら提案すると言います。当社は、それがハーフムーンオランダとして美しい個体ならば、提案を受け入れると返答しています。
それはタイオランダのChange(交代)ではなく、Evolution(進化)なのです。
当初からのハーフムーンオランダに対する理念である、「半月状に広がる尾型」という前提のもと新しい段階に進みたいと思います。
ジョニー氏をはじめ、ジョニー氏の会社の関係各社の方々、今回の渡航に関わっていただいた全ての方々に感謝します。