今回の中国金魚輸入で、中国ハーフムーンオランダと並ぶもう一つの目玉がこの新品種のらんちゅうです。
この品種は、中国でのInvoiceでは【軟鱗兰寿】となっております。
日本の桜錦・もみじらんちゅうによく似るこの品種ですが、桜錦のような表立った銀鱗はなく、もみじらんちゅうのように赤一色の個体が主はなく、紅白が主となっています。
かねてより、中国からの桜錦(桜錦の中国のInvoiceは【櫻花兰寿】)を輸入した際にはこのような個体が混ざって見受けられていたのですが、
今回のように新しいInvoiceを当ててきたということは、現地でおおかたの固定ができたということでしょう。
見た目としては、ぬるりと潤いを感じる表皮が体を覆い、銀鱗が奥からやわらかな輝きを放っています。おそらく視覚的な表現で【軟鱗兰寿】のInvoiceが与えられたのではないしょうか。
しかしこのInvoiceは日本国内では認識されにくいと感じ、【軟鱗兰寿】という正式なInvoiceと別に、日本での品種名を作れないかシッパー側と相談したところ、
おそらく当社が日本初輸入ではないかということもあり、日本名は当社でつけるのが良いという結論に至りました。
当社はこれまで「ハーフムーンオランダ」や「ドラゴンスケール」などの品種名を日本に発表し、それらの品種名を日本で定着させてきました。
この品種に関しては、日本の「桜錦」とは違いが大きく、「もみじ」ではどうしても紅葉した赤色のイメージがあり、紅白であることに違和感を感じてしまいます。
色々な要素を考え熟考しましが、タイ・マレーシアなどの国の金魚生産地でも「SAKURA」というネーミングは品種名・色名として通用することから、
「桜錦」という名前をベースにすることを考え、日本では桜錦の後発的に出てきた品種、すなわち「遅咲きの桜」という意味合いから、
この新しい品種を【八重桜錦】とするのが良いと考えました。
昨今の情勢の中、春の季節の楽しみであったお花見など控えられている方も多くおられるとは思いますが、この時代に生まれた新しい桜の花として「八重桜錦」を見ていただけましたらと考える次第でございます。





八重桜錦 約12~13cm 各19800円



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↑No.1~20までの個体の動画



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↑No.40
↑No.21~40までの個体の動画
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