【新品種】ドラゴンジャンボ【ドラゴンスケールオランダ✖️ジャンボ獅子頭】

長い道のりでした。
令和2年に当社が中国から日本初輸入した[ドラゴンスケールオランダ]の品種改良計画が本年、ついに実現しました。

 

[ドラゴンスケールオランダ日本初輸入。令和2年6月 関西国際空港にて]

 

現地インボイスである中国名[龙鳞狮头]を[ドラゴンスケールオランダ]と日本語に直訳し、それを日本名に定めました。
それと同時に本種の品種改良を計画します。
目指すは、[ドラゴンスケールオランダ]の巨大化を念頭に置いた、九州金魚ジャンボ獅子頭との交配です。

 

同年、提携ファーム長崎・宮本養魚場にドラゴンスケールオランダの種親を託します。宮本氏は錦坂本の血縁者であり、この品種改良を任せるのは彼しかいませんでした。

[同年、宮本氏と共に]

 

 

 

令和3年、ドラゴンスケールオランダと宮本氏の保持する丸手体型オランダ獅子頭との交配させます。
この作業は、まだオランダ種としては体型が未熟であった中国産ドラゴンスケールオランダを、一旦体型を整える目的で行われました。ドラゴンスケールオランダに直接長手体系のジャン獅子頭を交配させると、体型が一気に崩れる可能性があり、この方法を取りました。この時点で赤・白表現ドラゴンスケールオランダが産まれ、メス個体を令和4年に、錦坂本血統のジャンボ獅子頭のオスを交配させます。

 

[種親にしたドラゴンスケールオランダ メス]

 

[種親にした錦坂本ジャンボ獅子頭 オス]

 

 

[左から2匹が錦坂本ジャンボ獅子頭 オス。
右1匹がドラゴンスケールオランダ メス]

 

 

[同年、稚魚誕生]

 

 

[同年、6月 宮本養魚場渡航時に撮影]

 

ドラゴンケールオランダの鱗、
ジャンボ獅子頭の体型を踏襲した新品種
[ドラゴンジャンボ]がここに誕生しました。
現在は黒子ですが、良親から赤・白の形質を受け継いでいるためほどんど色変わりすると思われます。

 

[同日、宮本養魚場にて]

 

 

新品種誕生の証として、ドラゴンジャンボの証明書を作成しました。この証明書は当社が販売するドラゴンジャンボのF1個体に添付されます。

 

[同日、宮本氏と共に]

 

 

[令和4年6月30日 遂にドラゴンジャンボ入荷!!]

 

 

 

 

 

 

 

 

元祖ドラゴンジャンボ ステッカーも証明書と共に添付いたします。