良福観賞魚【ブラックガリバー2022】遂に完成。2020・2021も掲載

良福観賞魚・2022度産ブラックガリバー2022が遂に完成
ブラックガリバー2022は、系統時にはブラッガリバー2020の完璧なF2個体。
2020よりも体高が凄く、ヒゲはありません。受精率が極端に悪かったので、孵化に至ったのは少数。

 

 

 

 

熊本・良福観賞魚 久場氏作 2021年度産の「ブラックガリバー2021」

このブラックガリバーは、2020年度産のブラックガリバー同士のF1個体ではなく、2020年に親にした父親(鯉と金魚のハイブリッド)に別血統の金魚で交配させたものになります。遺伝子的には2020年度産と同じ4分の3が金魚・4分の1が鯉となります。ブラックガリバー2021は、2020年度産と違い鯉の遺伝子(お爺さんの遺伝子)が色濃く現れ殆どの個体に一対二本のヒゲが残り(鯉は二対四本)。

交配の経緯なのですが、2020年度産のブラックガリバー同士の交配では産卵に至らなかったため(2歳魚のため成熟してなかった可能性ある)、2020年度産と同じ父親(鯉と金魚のハイブリッド)を使い、同じレシピで繁殖する結論にいたりました。しかし無精卵がかなり多く、有精卵となったのは5千〜1万の1程。少数ではありますが系統の維持は出来たといえます。

 

 

 

 


熊本長洲の松井養魚場の松井氏と良福観賞魚(前 村木養魚場)の久場氏が共同で作出された新品種
2020年度産の「ブラックガリバー2020」

 

ブラックガリバー2020 大型個体